その日と時刻は子イエスは知らず父だけが知っている

2024/11/28

ハルマゲドン

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年代特定に対して多くのクリスチャンが思考停止の盾として使う「マタイ24:36(日と時間は誰も知らない)」と「使徒1:7(時や時期は父の権威にある)」。この2大聖句の壁を、聖書の原文(ギリシャ語)の定義から完全に解体し、神のスケジュールにおける「年(外枠)」の有効性を論理的に証明します。

マタイ24章36節における「日と時刻」の検証

その日、その時は、だれも知らない。天の御使いたちも、子も知らない。ただ父だけが知っておられる。」――マタイ 24:36

ここで使われているギリシャ語の原語を精査すると、これが「特定の年」までをも秘匿する言葉ではないことが明白になります。

・ἡμέρα (hēmera): 「日」を意味し、カレンダー上の特定の日付や1日単位の時間を指します。

・ὥρα (hōra): 「時間」または「時刻」を意味し、1日のうちの特定の瞬間、あるいは限定された一刻を指します。

注目すべきは、イエスはここで「年」を意味する ἔτος (etos) や ἐνιαυτός (eniautos)、あるいは「時代・世紀」を意味する αἰών (aiōn) という単語をあえて使用していない点です。

マタイ24:36が告げているのは、具体的な「X月X日 X時X分」というピンポイントのタイミングが隠されているということであり、人類歴史6000年のタイムラインが示す「特定の年」という外枠を読み取ることを禁止するものではありません。

使徒1章7節における「時」と「時期」の複数形

イエスは言われた。「父が御自分の権威をもってお定めになった時や時期は、あなたがたの知るところではない。」――使徒 1:7

原文において、「時(χρόνος・クロノス)」と「時期(καιρός・カイロス)」は、いずれも複数形(χρόνους / καιρούς)で記述されています。この複数形には、単なる数字の複数を超えた「多様な期間」や「重なる機会」という意味が含まれています。

・クロノス(複数形): 連続して流れる時間の枠組み(数ヶ月、数週間、特定の日々)。

・カイロス(複数形): その時間枠の中で生じる、霊的な決定的瞬間や神の介入の機会。

イエスがあえて「年」を示す単語を避け、長期・短期の双方を包括するこれらの言葉を複数形で用いたのは、預言の理解に「神聖なグラデーション(幅)」を持たせるためです。

つまり、「2028年」という大きな年単位の枠(器)が見えたとしても、その年の中の「どのクロノス(どの数週間、どの日々)」の、さらに「どのカイロス(決定的瞬間、日時)」において再臨のドラマが執行されるのか、という具体的な中身は、父の権威の中に秘められていると解釈するのが、文法的に最も正確です。

終わりの時に開示される「賢い者の悟り」

かつてダニエルは預言の封印を命じられ、初期クリスチャンにとっても2000年先のタイムラインは隠されていました。

「これらの言葉は、終わりの時まで隠され、封じられている。……悪者はだれも悟らないが、賢い者は悟る。」――ダニエル 12:9-10

「わたしには、あなたがたに話すべきことがまだ多くあるが、今、あなたがたには理解できない。しかし、その方、すなわち真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。」――ヨハネ 16:12-13

人類歴史6000年(6日間の労働と1日の安息)という神のマスタープランの終着点が近づく今、真理の霊は「賢い者」の目を開き、暗号を解かせます。

私たちは、神のスケジュール表から「2028年秋」という大いなる外枠(年)を必然として読み取ることができます。しかし、イエスご自身が言及された通り、その年の中に内包された具体的な「クロノス(季節・日々)」や「カイロス(日・時刻)」までは人間には分かりません。

「日時(中身)は分からなくても、終了の年(外枠)を把握することは、神の子らに許された特権である」

時代がどれほど歪み、組織が思考停止のルーティンを回していようとも、テキストに誠実な者は、この預言の真意を明確に悟るのです。

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